住まいによって最適な布団は異なります
布団選びは寝室の構造から
昔ながらの家は湿気にくい
伝統的な昔ながらの家は、柱が木、壁が土など、全て天然素材で作られています。また、冬の寒さよりも、夏の暑さを乗り切ることを重視した造りに、なっていることが多いようです。
そういった家では、家が呼吸していると言われており、年中、湿気が少ないと言われております。
交通網が発達していなかった時代は、お客様は日帰りすることが、ほとんど無かったそうです。そのため、どの家にも、お客様用の空き部屋があり、広い収納スペースには、お客様用の布団が沢山入っていたそうです。
気密性が高く、押入のない
現代の家
現代的な造りの家では、保温性や気密性を高くすることと、強度を保つことのみに、専念されていると感じます。そのため、湿気については、排気ファンを付ける程度で、何も考慮されていないと言っても、過言ではありません。除湿は、エアコンに頼る必要があります。
また、現代的な造りの家にお住まいの方で、「押入の収納スペースに余裕がある!」と言える方は、どれぐらいおられるでしょうか?。マンションでは、ほとんど押入の収納スペースはないと言えます。ベッドを置いて、部屋を狭く使っていることが、多いと思います。
綿布団の性質
綿は、湿気をよく吸い、その湿気をあまり放出しないことが、知られております。そのため、綿布団は、頻繁に干す必要があります。
ところが、核家族化が進み、家族全員が多忙な現在で、布団を頻繁に干す余裕が、なくなりました。そして、家に湿気があると、綿の布団は、湿っぽく重たい、つまり寝にくい布団になります。
理想的な布団
放湿性とオールシーズン
布団を選ぶ大きなポイントは、湿気にあるようです。その湿気を、うまく放出してくれる材質のものであれば、どのような寝室でも対応できると、簡単に考えられます。
冬に毛布、夏に肌布団を購入していると、お金や押入の収納スペースが、いくらあっても足りません。夏でも冬でも、同じ布団が使えたら、それは理想的であると言えます。
これら全ての条件を満たす布団の組み合わせは、そこで、当店では、次の布団4点セットを、お勧めしております。どれも放湿度性が高く、この4点のみで、オールシーズンでご使用頂けます。
布団 | 中綿 | 価格 |
---|---|---|
羽毛布団 | ダウン85% (ホワイトダウン) | ¥81,600 |
多層式健康パッド | 羊毛100% | ¥39,000 |
羊毛肌掛け布団 (ビラベック、ゾマースペシャル肌ふとん) | 羊毛100% | ¥30,000 |
そば枕(※) | そばがら100% | ¥1,800 |
カバー4点セット | 綿100% | ¥20,000 |
- | 合計 | ¥172,400 |
※そばアレルギーの方は、蒸れの少ない枕をお使いください。
1.布団選びは寝室の湿気と収納から / 2.湿気がこもらない布団は寝やすい
3.布団のコスト / 4.住まい別、最適な布団セット