お世話になった部活へ座布団の寄贈

東京の大学へ通う学生さんから、「大学を卒業するに当たり、お世話になった部活へ寄贈品として座布団を送りたいのですが、座布団に文字の刺繍を入れて仕立てることは可能ですか？」と問い合わせをいただきました。

生地の色が紫との指定があり、生地質や生地の厚み、値段の異なる生地の画像を何点か確認いただき、生地を選んでいただきました。

銘仙判座布団（55×59cm）を５枚、文字を入れて仕上げました。

お祝い座布団に文字入れのご提案

座布団は様々なお祝いや記念品のプレゼントとしてお選びいただいております。

「祝い名」「記念日」「祝い主のお名前」「送り主の名前」など、座布団に刻むことで長く記念に残りますので、お客様から多く問い合わせをいただきます。

当店での文字入れは、刺繍とプリント印刷からお選びいただけます。お値段は、文字の大きさや文字数、注文数によって変わります。

刺繍は一文字一文字、多くの糸を使い生地に縫いつけますので、豪華な仕上がりになります。文字だけではなく花などの刺繍も可能です。版代がかかるため、プリント印刷よりも高価になります。

プリント印刷は、ラバー転写・シルク印刷・カラー転写があり、注文枚数などによって最適な方法をご提案しております。

この度は、枚数が５枚・１色の文字・お聞きしていた希望金額に合わせて、ラバー転写をおすすめしました。

プリント印刷が上がった生地をミシンで縫い、綿を入れていきますが、仕立て前にプリント部分に傷がつかないように布を縫いつけ保護しました。

少し薄い生地でしたので、一番圧がかかり破れやすい中央部分に生地の裏から布をあて、補強しました。

ワタは綿100％の座布団綿を入れました。蒸れにくく、体馴染みがいいのでとても座りやすい座布団になります。

業者によって座布団の綿入れは、ただ生地に綿を詰め込むだけで、見栄えだけの座りにくい座布団が多いのが現状です。
当店は、布団職人が綿を一枚一枚交互に重ね、折り畳み、座りやすいように綿を調整し、生地に入れていきますので、座り心地が既製品とは全く違います。

お客様の使用後の事を考えながら、座りやすい最善の座布団をご提供しております。

お客様によってご希望の座布団は様々です。

生地・色・サイズ・形・デザイン・厚み・値段、ご希望に沿ったオーダーメイドの座布団を１枚からお仕立ていたします。

また、座布団カバーのお仕立てもしておりますので、座布団と一緒にプレゼントしてはいかがでしょうか。

座布団のプレゼンをお考えのお客様は、お気軽にご相談ください。布団職人が心を込めてお仕立ていたします。

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