ちぢみ座布団の生地を布団カバーにリメイク
兵庫県のお客様から、30年以上前の婚礼でご用意された夏用座布団を打ち直しをしてほしいとご依頼いただきました。
押し入れに入れっぱなしで使わない婚礼の夏座布団。とてもきれいに保管されていました。
綿は打ち直して別の物に仕立てましたが、麻100%ちぢみの座布団生地は捨てるのはもったいないため、夏用の掛けカバーにリメイクされました。
リメイクで使える物に変える
麻100%のちぢみ座布団生地は、日本では作る会社がなくなってしまい、今では貴重な生地です。
使わなくなった物は捨てるのではなく、使える物に変えるというお考えは素晴らしいです。
座布団の綿を出し、ミシンで縫い合わせている糸を 生地を切らないように慎重にはずし、一枚の生地にもどします。
座布団5枚分の生地をミシンで縫い合わせ、横幅の足りない部分は裏面と同じ白のブロード生地を足し縫っていきます。
裏生地は、麻のさわやかさを損なわないように、白色の綿100%ブロードにしました。
思い出を残すお手伝い
婚礼布団には、お客様一人一人思い出が詰まっております。
親御さんの気持ちを感じることのできる婚礼布団は、簡単には捨てることはできません。
お客様からは、親が持たせてくれた大切な布団が、形を変えて使うことができ、とてもうれしいと喜んでいただきました。
少しでも思い出を残すお手伝いができれば、当店もとてもうれしいです。
婚礼布団に限らず、簡単には捨てることのできない布団類がございましたら、お気軽にお問い合わせください。(※一部お仕立てできない物もございます)
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