綿3キロ入りの軽い綿敷布団を2枚敷き
兵庫県のお客様から、「綿の敷布団が好きで使いたいけど、重くて片付けたり干したりするのが大変なので、軽い敷布団を仕立ててほしい」とご依頼をいただきました。
軽い綿敷布団のご使用方法を2つご提案し、メリットとデメリットをお伝えし、お客様に合ったお仕立てをお選びいただきました。
軽い綿敷布団を気持ちよく使う方法
綿敷布団は、通常のシングルサイズの重量は約6キロぐらいです。
綿敷布団の重量を減らすと言うことは、薄くなるということです。
綿敷布団を薄くすることは、敷布団がペタンコになった時、背中が痛くなるリスクがあります。
綿敷布団の重量をどのぐらい軽くするかで変わりますが、5キロ以下を1枚で使うことはおすすめいたしません。特に体格の良い方はある程度の綿の量(6~7キロ)が必要となります。
5キロ以下の軽い綿敷布団でも、背中が痛くなるリスクを減らすための方法として2つございます。
- 軽い綿敷布団3~5キロ + 硬めのマットレス
- 軽い綿敷布団3キロ + 軽い綿敷布団3~4キロ
綿敷布団を使いたいけど重いのがネックという方には、敷布団2枚敷きが一番良い方法となります。
この度のお客様は、メキシコ綿約3キロ入り/シングルサイズ(100×200cm)2枚のお仕立ていたしました。
軽い綿敷布団を2枚敷きにするメリットとデメリット
軽い綿敷布団を2枚敷いてお使いになるには、メリットもデメリットもございます。それぞれの特徴は次の通りです。
<軽い綿敷布団2枚敷きのリット>
- 取り扱いが楽である
- 通常の綿敷布団と同じような気持ちの良い寝心地である
- 夏は1枚敷きで涼しく、冬は2枚敷きで暖かく、季節に合わせて調節して使える
<軽い綿敷布団2枚敷きのデメリット>
- 布団干しや片付けが2倍になる
→ マットレスとの2枚敷きにする - 仕立て代が2倍になる
→ 生地によって少しは安価になる。マットレスとの2枚敷きにする - ファスナーの敷カバーが使いにくい
→ シーツを使う。もしくは敷布団の丈を200㎝にし、敷カバーの丈を210㎝の物を使う
綿敷布団を使いたいけど重いのが悩みというお客様へ
綿敷布団はとても気持ちよい眠りができるため、根強い人気です。
しかし、綿敷布団は湿気を吸う力が強いのですが、発散する力が弱いため、定期的に湿気を取る「布団干し」作業が必要となります。
体力のない人にとっては、布団干しや片付けが困難で、綿敷布団を使いたくても使えないと悩んでいる方が多いです。
だからと言って、重量だけを重視してポリエステルの敷布団を購入し、毎日の眠りに満足できていないのであれば、お金・時間・ご自身の体に対してもったいないです。
綿敷布団を使いたいけど重いので悩んでいる方は、軽い綿敷布団を2枚敷いて使ってみませんか。
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