囲炉裏こたつ用掛け布団と座布団

長野県のお客様から、「囲炉裏こたつを購入したので、囲炉裏部分をくりぬいたこたつ掛け布団を作っていただきたいです。」とお問い合わせをいただきました。

囲炉裏こたつ用掛け布団の作り方

天板に約40cm角の囲炉裏の穴が開いている特殊なこたつで、囲炉裏こたつ用掛け布団のご依頼は初めてです。

囲炉裏部分に対応するために、どのように穴をあけるのか、とても悩みました。

布団職人としてのこだわりである、心地よい弾力性のるワタが、端っこまできちんと入ったこたつ掛け布団に仕上げる必要があります。

そのため、こたつ掛け布団にも作り方があります。

しかし、綿を入れ、仕立て上げた長方形のこたつ掛け布団を、囲炉裏部分だけ最後にくりぬく事は出来ません。

悩んだ末、長方形の布団と、凹型の布団を組み合わせることにいたしました。

それぞれ別々に生地を縫い、綿を入れて綴じて、それぞれの布団を仕立てあげます。
最後に、２つの布団をミシンで縫い合わせます。

ご注文のサイズは、195×305cm。写真にあるように、穴のあいた部分が囲炉裏の部分になります。

生地はグリーン系がご希望でしたので、いくつかのサンプル画像の中から、かすり柄の緑をお選びいただきました。

囲炉裏こたつ用掛け布団の他に、同じ生地を用いた上掛けと銘仙判座布団を一緒にご注文いただきました。

上掛けとは、こたつの上にかけて、こたつ掛け布団の汚れを防止するためのものです。

このように、同じ柄の生地でいろいろなものを仕立てられるのが、布団職人がいる布団屋の特長です。

「どこを探しても好みの物がない、サイズがない」と、こたつ布団探しでお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。

そういったときは、当店にお任せください。

ふとんのつたやのオーダーメイドでは、布団職人ができる限りお客様のご希望に沿って、一つ一つ丁寧にお仕立ていたします。

当店は、素材にもこだわっておりますので、既製品のポリエステル綿こたつ掛け布団とは違います。

暖かく、静電気が起きにくく、体馴染みが良いこたつ掛け布団です。

囲炉裏こたつ用だけでなく、掘りごたつ用や長方形、正方形、テーブルこたつ用など、さまざまなこたつ布団に対応いたします。

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